- Gleanは、シリーズEの資金調達で2億 6,000万ドル超を調達し、企業価値46億ドルに達しました。新たにAltimeterやDST Globalなどの投資家が加わり、既存の投資家からも引き続き支援を受けており、お客様の増大するニーズに応えるとともに、革新を加速させる体制が整いました。
- Gleanは、Work AIプラットフォームの活用範囲を広げる新しいプロンプト機能を発表しました。これには、複数ステップのプロンプト、プロンプトビルダー、プロンプトライブラリが含まれており、AIを日常業務にもっと使いやすく、便利にすることを目指しています。
- 新たな資金と製品の機能強化により、Gleanの Work AIプラットフォームはその影響力を広げ、企業が AI を日常業務に安全かつ効果的に統合する支援を行い、最終的には従業員や企業にとってより良い成果を生み出すことができるようになります。
本日、GleanのWork AIプラットフォームをさらに拡大し、職場で誰もが日常的に AIを活用できる環境を実現するための新たな資金調達と新機能の発表を行います。
現在、多くの企業がAI変革の真っ只中にあり、この変革はインターネット、モバイル、クラウドなど、過去1世紀の主要な技術革新と同等、またはそれ以上のインパクトをもたらすとされています。この変革の中でCIO(最高情報責任者)は重要な役割を担っています。企業はAIを 迅速かつ安全に組織に導入するという大きなプレッシャーを受けているだけでなく、社員がAIを使いこなせる環境を整備するという課題にも直面しています。多くの企業からよく耳にする共通の声があります。それは、「最終的には人が鍵になる」ということです。企業がAI変革を進めるには、まず社員がAIを受け入れる必要があります。結局のところ、AIを中心とした組織を作るのは、AIを活用する社員なのです。
「 人間の可能性を広げ、卓越した仕事を実現する」これこそが Gleanのミッションの本質です。私たちは、あらゆる企業のすべての社員が、AIを日常的に活用することで、自分の影響力を飛躍的に高められると確信しています。その結果、社員が本当に価値のある仕事に集中できるようになり、最終的には社員と企業の双方にとって最良の成果を生み出す鍵となるのです。
しかし、AIを日々の仕事に組み込むのは簡単なことではありません。現在広く知られている AIツールの多くは、企業ではなく消費者向けに設計されています。仕事でAIを活用するためには、その業務特有のデータ、関わる人々、プロセス、そして文脈を深く理解し、結びつける必要があります。また、誰でも直感的に使える操作性を持ちながらも、実際の業務をこなせるだけの強力さが求められます。そしてもちろん、安全で信頼できるものでなければ、仕事で使うには不十分です。これこそが、Gleanが目指している「Work AI for all」の実現です。この壮大なビジョンに向けて、私たちは日々ワクワクしながら目覚め、お客様のために革新的なAIソリューションを開発しています。私たちの成功はお客様の成功に直結します。そして、お客様が成功を収めるのは、社員一人ひとりが日々の業務でAIの力を存分に活用できるようになるときです。
本日発表した新たな資金調達、Work AIプラットフォームの機能拡張、そして 刷新されたブランドデザインは、このビジョンを現実のものとするための大きな一歩です。
Gleanは、シリーズEで2億6,000万ドルを超える調達に成功、評価額46億ドルを達成
シリーズEラウンドにおいて評価額46億ドルで新たに2億6,000万ドル超え資金調達に成功したことを発表できることを大変嬉しく思います。このラウンドを共同主導した新たな投資家であるAltimeterとDST Global、そしてCraft Ventures、Sapphire Ventures、SoftBank Vision Fund 2を Gleanファミリーに迎えました。また、Coatue、General Catalyst、ICONIQ Growth、IVP、Kleiner Perkins、Latitude Capital、Lightspeed Venture Partners、Sequoia Capitalといった既存の投資家からの継続的なサポートにも感謝しています。私たちの投資家は、Gleanの創業当初から真のパートナーとして共に歩んできました。
Gleanの評価額がわずか6カ月で倍以上に成長したことに、私たちは大きな感謝と責任を感じています。この結果は、「Work AI for all」という私たちのビジョンが、お客様、投資家、パートナー、従業員にとって大きな可能性を切り拓いていることを物語っています。
「なぜ今回の資金調達を行ったのか?」という質問をよく受けます。今年初めにすでに大規模な資金を調達したため、今回のラウンドが本当に必要だったのか疑問に思う方もいるでしょう。答えは「必要ではなかった」です。実際、このラウンドを経て、 5億5,000 万ドル以上のキャッシュを保有しており、急成長する事業が自律的なイノベーションを進める力を十分に持っています。それでも、過去1年でGleanへの需要は急増し続けており、今こそお客様の期待に応える絶好のタイミングだと判断しました。その中には、世界トップクラスの大企業も多く含まれています。私たちは、この需要に応える準備が整っており、これからも期待を超える成果を提供できると確信しています。
すべての始まりは、私たちのチームです。Gleanは、R&D(研究開発)、GTM(市場参入戦略)、G&A(管理部門)といった各分野で世界トップクラスのプロフェッショナルたちを集め、世界で 500名以上のチーム規模に成長しました。このチームが作り上げた製品とカスタマーエクスペリエンスは、多くのお客様に愛されています。過去1年で、Gleanのビジネスは 3倍以上に拡大しました。現在では、業界や地域を超えて幅広い採用が進んでおり、通信、銀行、小売、旅行、ソーシャルネットワーキング、製造、半導体、電子機器といった分野の「トップ10」に入る多くの企業がGleanの顧客として名を連ねています。
私たちのチームにとって最も嬉しいのは、ユーザーの利用率、日常的な使用状況、そして Gleanへの信頼と愛着に関するデータです。「Work AI for all」を実現するためには、Gleanが日々の仕事に欠かせないツールとして、すべての人にとって価値ある存在になることが不可欠です。日々の仕事で欠かせないツールを思い浮かべてみてください。きっとそのリストは短いでしょう。SlackやTeamsなどのチャットツール、メール、カレンダー、ビデオ会議、そしてオフィスの生産性向上ツール。この中に新しいツールが加わることは滅多にありません。しかし、GleanのWork AIアシスタントは、その希少な例外となりつつあります。実際、使用状況のデータを見ると、Gleanアシスタントのユーザーは1日に平均5回のクエリを実行しており、これは Googleでウェブ検索を行う頻度とほぼ同じです。さらに、Gleanを導入している企業全体での DAU/MAU(デイリーアクティブユーザー/マンスリーアクティブユーザー)の平均は約40%に達しており、これは通常のエンタープライズ向け SaaSソリューションの10〜20%を大きく上回る数字です。そして何よりも、このユーザー体験に対する愛情を象徴するのが、ある Gleanユーザーの言葉です。 「Gleanは私の第二の脳です。これなしではもう仕事ができません。」このような言葉をいただけることが、私たちのモチベーションそのものです。
次世代プロンプティングを発表:「枠を超えた」AI活用の新時代へ
21世紀の幕開けとともに、Googleは強力な機械学習モデルに検索バーを加え、誰もが数語を入力するだけで情報を簡単に探せる世界を作り上げました。そして昨年、OpenAIが GPTモデルにチャットインターフェースを導入したことで、AIは再び話題の中心に。シンプルなボックスに数語を入力するだけでAIの力を活用できるようになり、多くの人々がその可能性を実感しました。しかし、この「シンプルなボックス」というアプローチも限界に近づいています。AIモデルの進化は加速し続けていますが、ユーザーの使い方は「数語を入力する」という単純な範囲に留まっています。プロンプトエンジニアリングの難しさに直面したり、何を入力すればよいか分からず、ボックスを前に戸惑うユーザーも少なくありません。この状況では、AIが持つ本来の力を十分に引き出すことはできません。AI の可能性を解き放つには、この「ボックス」を越える必要があります。新しい発想と革新的なインターフェースで、誰もが簡単にAIを活用し、その真価を日常の中で感じられる未来を築いていく時が来たのです。
本日、Gleanは次世代のプロンプト技術を発表しました。これにより、GleanのWork AIプラットフォームがさらに多くのユーザー、用途、そして利用シーンに対応できるようになります。
- 高度なプロンプト 高度なプロンプトは、複雑な分析やワークフローを自動化するための新しいマルチステッププロンプトです。複数の段階にわたるRAGを活用し、より高度な推論を実現します。ユーザーは自然言語を使って高度なプロンプトを作成し、Gleanに対して複数の検索・推論ステップを指示することで、各ステップの結果を次のステップに活用することが可能です。
- プロンプトビルダー プロンプトビルダーは、プロンプトエンジニアリングを簡単にするための新しいスタジオ作成ツールです。これにより、ユーザーはプロンプトの作成、編集、テスト、反復、保存を簡単に行うことができます。また、プロンプトへのリンクを共有することで、チームメンバーと連携し独自のバージョンを構築・改良し続けることができます。
- プロンプトライブラリ すべての組織には、Gleanが提供する推奨プロンプトや、組織内のユーザーが保存・共有したプロンプトを含む独自のプロンプトライブラリが用意されます。すべての従業員が、日々の業務に役立つプロンプトを見つけられるほか、チームや部門、企業全体で、全員が活用できる最適なプロンプトを厳選して共有できます。また、現在使用されているプロンプトを確認できるオンラインプロンプトライブラリもご用意しています。
- ZendeskおよびSalesforce Service Cloud向けGleanアシスト カスタマーサポートチームは、ZendeskやSalesforce Service Cloudといった主要なカスタマーサポートツール内で、直接Gleanを活用できるようになりました。この新しい統合機能により、サポート担当者やカスタマーサクセスマネージャーは、日々使用しているアプリケーションの中で、迅速にお客様対応を行い、チケットの解決を加速させることができます。
Gleanの次世代プロンプト機能の詳細については、本日開催される「Glean GO: ボックスの枠を超えて」の 2024 年秋のローンチイベントをご覧ください。 ここではセールス、エンジニアリング、サポート部門の従業員が新しいプロンプトを実際の業務でどのように活用しているか、デモを通してご覧いただけます。Work AIを使って社員やビジネスを変革したいとお考えの企業様がいらっしゃれば、パーソナライズされたデモを本日中にご提供させていただきます!